本日の 「642 文章練習帳」から
「子供達の夏休みに合わせて、我々家族が泊まったのは人気のない山奥のコテージだった。
昼間のバーベキューからダラダラと飲み始め、問題のL君のことなどで話が盛り上がってきた深夜、屋根の上にドスンと大きなものが落ちてきた音がした。
靄の中に巨大なケモノのような影が屋根を覆い包んでいた。
「ヌエ!?」
問題のL君が、まるで話が聞こえたように化けて現れたのか!
私とKは暗闇の中、近くにあった棒を振り回しや小石を屋根に向かって投げつけた。
「きゃーっ!!!」と叫び声がして誰かが2階のベランダから落ちたようだ!!
駆けつけとてみると、娘のチヨコが血を流して倒れていた…」