本日の「北斎漫画」から
昨日の続き…
源義経の壇ノ浦の海戦の八艘飛び伝説の絵。
敵将、能登守教経(上)に追われた義経(下)が八艘の船に次つぎに跳び移り,のがれたというおはなし。
鎧兜は動きの激しい戦場でも実用的に自由に伸び縮みできるように糸で繋がれている。
細かくて描いているうちにバランスが壊れてしまった…
画面が斜めに描かれる船で分断されているのがカッコいい。
細かい鎧も難しかったが、画面下の波が一番描きにくかった。
北斎の波は単調でない破調。でもリズミカルな勢いがあり、なかなか真似できないよぅ。…
北斎大先生の絵。
《今日の標語》
波が一番難しい。