本日の「北斎漫画」から
パタパタパタ〜🦅
やって来ました、肥前の与次兵衞灘。
ここで豊臣秀吉が乗った船が座礁し、船長の明石与次兵衞(あかしよじべえ)が責任をとって切腹した悲しい事件がありました。
与次兵衞の霊を弔った碑は、現在の福岡県北九州市門司区にあります。
山口県下関市と門司港の間の関門海峡は、平家滅亡の壇ノ浦や佐々木小次郎と宮本武蔵の巌流島もあり、歴史に出てくることが多い場所です。
絵では静かな海ですが、大きな岩礁があり船が座礁しやすい篠瀬=死の瀬(しのせ)の呼ばれ、昔から航路の難所だそうです。
《今日の一句》
よじべえ灘 彼岸へ航るか 縮む肝