さて、やはりムチウチ後遺症で頭がボーッとしています。
芦川いづみ主演映画をのんびり観ています。
2本とも長門裕之さんと共演しています。
その壁をたたけ 1959年
とてもいい作品でした。
濡れ衣をきせられて、獄中にいる婚約者を信じる芦川いづみが真っ直ぐです。
モノクロ映画で、丁寧なカメラワーク。
被害者の実況見分は酷ですね。
未成年 1955年
戦後の日本の裏社会、不条理、絶望と希望が描かれて、力強い作品です。
主人公で未成年の長門裕之。
お父さんが交通事故で亡くなり、貧しい暮らしから抜け出すため、闇社会に入ることになります。
同じく貧しくても清い芦川いづみに出会い、足を洗うことを決意します。
悲劇ですが、絶望の中に小さな希望をみるシーンにウルウルきます。
昔の映画は、真っ直ぐですね。