さて、芦川いずみ作品が面白く、また2本みました。これで10本め。
1956年
裕福な家庭に、訪れる悲劇、父の失踪、
21歳の芦川いずみが娘役で可憐です。
川端康成原作で、男女関係の交錯した愛と悲しみを綴ったメロドラマで、とても面白かったです。
男性に翻弄される悲運な女性目線なので、当時、女性の支持も多かった映画ではないかなぁと思いました。
1965年
これは、すごい作品でした。
30歳で、婚期を逃してスレていく、芦川いづみの演技が、前者の『東京の人』とは全く別人。
9年間でこれだけ演技の幅を広げられて、芦川いずみさんは演技派のスターなのだなぁと思いました。