子猫チビ太とイラストの成長ブログ♪

子猫チビ太とイラスト練習の記録♪最近は3DCGとハンドメイドしています~

『幕末太陽伝』をみる

さて、日活映画が面白いので、Amazonプライムの日活プラスの2週間無料体験をしてみました。

これから2週間、日活作品を楽しもうと思います。



まず、日活の名作といわれる、
幕末太陽伝 1957年

これは、面白かったです!
デリタルリマスターされていないバージョンだったので、聞き取りったですが、

途中、ググりながらの視聴。
登場人物や背景が分かり、より楽しめました。


幕末の品川女郎閣、相模屋が舞台。

1963年、長州藩高杉晋作が主謀した、英国公使館焼き討ち事件がエピソードに組み込まれている。


ライバルの吉原に客をとられ、経営が厳しい相模屋に、一癖ある客達ががやってくる。

その一人、石原裕次郎演じる、高杉晋作は、
欧米に対抗する長州藩尊王攘夷派。

高杉晋作の上海土産の懐中時計、
遊女へのラブレターの句

三千世界の 鴉を殺し
主と朝寝が してみたい

裕次郎の役はやはりかっこいい。


死におくれても。死におくれても。死んでいったみんなに誓ったことを私は忘れることはない

の句を書くシーンがあり、死を意識するシーンが多い。

コメディでありながら、必死で客に応対する芸妓さん。
支払いができなく居残り奉仕する、主人公、フランキー堺の江戸っ子演技が気持ちいい。

客商売に演技を担ぐ、荒神様。
最後の不思議な客は死神のよう。


命懸けのエンタメ映画をつくる魂を感じた。

スター、スタッフ総出演の傑作映画だと思いました。