本日の「北斎漫画」から
〈北斎漫画のお手本〉
悪ガキ「隠れてないで出てこい!ブチ破ってやる、ヒッヒッヒッヒッ〜」
子供「やめてぇ〜」
「この!ヘビめ、退治てやる!」
絵を見ると悪ガキがワルサしているように見えます。
しかし、正解は
温公「水瓶に落ちて大変!穴を開けて助けよう!」
他の子はオロオロ「どうしよう…」
という伝説の神童の話。
孫叔敖「双頭のヘビを見ると死んでしまうらしい。私が死んでも他の人が死んでしまわないように殺してしまおう。」
という善行のエピソードだそうだ。
子供を賢そうに描いたり、女の人を美人に描いたり価値判断を絵に持ち込まないのが北斎の底知れぬ大きさな気がする。
《今日の気づき》
価値判断を絵に持ち込まない。
本日の 「642 イラスト練習帳」から
以前描いた鉛筆絵のラクダを加工しました。