さて、11本目の作品鑑賞です。
1962年
赤ちゃんの目からみた、ママ、パパの子育て奮闘記です。
子育て経験のある方なら、きっと共感する作品ではないでしょうか。
私は、子育て経験がありませんが、映画をみながらタアちゃんのママの立場になってみました。
脚本の市川崑夫人、和田夏十さんも2人のお子さんの母親、(当時43歳)のご経験からのエピソードもあるのでしょうね。
ママは山本富士子さん、パパは船越英二さん。
美男美女ですが、平凡な夫婦にみえます。
初めての子育て。
坊やのタアちゃんがイタズラ好きなので、ママは気がきでありません。
パパも頑張ってますが、ちょっとピントはずれ。ママは心配しすぎですが、タアちゃんが危なっかしすぎ!
表情豊かなタアちゃんは可愛いし、子供に対する愛情の眼差しやナレーション、音楽が暖かくて優しい。
子供の目からみると、ちょっとした事も大事件です。ママのアップが多いです。
ママさん同士は分かり合えますが、やはり一番可愛いのは我が子。
おばあちゃんと嫁の育児方針が違って衝突することも。いつの時代も同じ。
家族は人生の大きな舞台。
一人でもいなくなると寂しいですね…
森永乳業がスポンサーになってるので、牛乳のエピソードが多いです。
難しいことは考えないで観られる、いい作品でした。
子供の頃のこと、両親のことを思い出して感謝できるので、疲れた時などに観るのにオススメです🎵